かんぽ生命には怒りしかない
かんぽ生命の不適切な保険契約のニュースを見たときに、思わず目を疑っちゃったよ。
まさか、日本郵政グループで元は国営だったところが、こんなことするなんて、誰も思わないよね?
今だって郵政グループという肩書きで、多くの人が信用しているのに、その信用を逆手にとっているなんて、信じられなくない?
二重契約もひどいけど、契約した気にさせておいて、実は無契約の期間があったってのも、すごい話。
その間に、保険を請求するような事態になったとしていたら、どうなっていたんだろうね。
一応、すべての顧客に契約が期待に沿うものであるかを、郵送や直接訪問して確認するらしいけれど、契約者って2600万人以上いるみたい。
一体、その確認にどれくらいの年月がかかるのだろうか。。。
かんぽ生命のターゲットは高齢者
イチから分かるかんぽ問題 #2 (ダイヤモンド・オンライン)
Q. 不適切販売問題によって、かんぽ生命保険の商品については、当面新規営業を自粛することになりましたが、アフラック生命保険のがん保険などそのほかの商品の営業は結局どうなったのでしょうか。 …https://t.co/k0yBEgAZ5w#ニュース pic.twitter.com/MxMI9X7lhu
— 全国のニュース(地震速報) (@cvb_224) 2019年8月18日
しかも、二重契約や空白期間があるような不適切契約を結んでいたのは、高齢者ばかりとくるのだから、それはもうすごい。
難しい話をして、不適切な契約であることに気づかせないという、確信犯的なやり方だよ。
気付かないことを悪いという声もあるかもしれないけれど、気付かせないように巧みな話の流れに持って行ったのでしょうね。
不適切契約のほとんどが、この2,3年であるようなので、かなりノルマがきつかったのかもしれないけれど、だからって高齢者を騙していいって話にならない。
さらに驚くべきなのが、年金の手続きかと思って通帳を見せて欲しいと言ってきたと思ったら、保険を勧めてくるのだから、もうわけわからん!!
その時に、他の保険に入っていたとしても、新たな保険を勧めてくるのだから、もう悪意しかないっす。
家族に相談しようとしても、無理やり押し切って契約してしまうのだから、もう高齢者を食い物にする気満々。
営業の人にも家族がいて、売り上げあげないといけないのはわかるけれど、そこまでして手当てを得ようとする気持ちは、理解できん。
二重契約よりも無保険が怖い
【不利益な保険契約が9万件以上】
国家的詐欺!! かんぽ生命保険
ひどい
保険料を6ヵ月以上故意に二重払い2万件
新契約まで一時的無保険4万件などhttps://t.co/0qZeJduYQV最近は生活を脅かす社会問題が頻発
情報収拾からhttps://t.co/GAaDW3l8lP麻生太郎財務大臣は大株主https://t.co/kfGXKFvYbZ pic.twitter.com/uxhuWolHZ2
— 池野鯉 (@gkago3ytea) 2019年7月11日
二重契約で保険料を多く取られるのも大変だけど、それ以上に怖いのが無保険状態。
なんで、無保険状態になるのかというと、今の保険を解約して次の保険を結ぶまでの期間が三ヶ月以内だった場合には、新規契約ではなく、乗り換え契約とかんぽ生命としては判断するそうなのね。
で、ここで重要となるのが、保険販売員の手当ての額。
乗り換え契約だと、新規契約よりも手当が少ないから、保険販売員の収入が少ないんだよ。
だから、みんな新規契約扱いにしたくて、四ヶ月以上経ってから新規契約を結ぶんだよね。
その結果として、無保険状態ができてしまうんだよ。
わかる?
そして、怖いのが、契約者は無保険状態であることを、誤魔化されて知らないことなんだよ。
万が一この無保険状態に死亡したり、怪我したりしても、全く保険金はもらえないのだから、開いた口が塞がらない。
こんな事例は、本当になかったのかな?もしあったとしたら、大問題になっているよ。
収入の全てを保険代に回したケース
年金で月収が約5万円だった女性の、保険料は約1万2千円だったそうな。
これでもちょっと高いけれど、預金があるならまだあるかなって思うケース。
で、その女性の保険契約を見直すような勧誘をしたみたいで、その結果保険料が約4万9千円になったらしく。
月収の全てを保険料に回すとなると、預金がいくらあっても足りなくない?
というか、月収を鑑みれば、そんな保険って契約できるものなの?
普通できなくない?
どうなっているのさ、何を言っているのか全くわからないよ。
不適切契約の対策は?
ここまででかんぽ生命の不適切契約の実態は、よくわかったでしょ。
で、今後これまでの契約などを見直して、これからは不適切契約を結ばないようにするっていうけど、信じられる?
まぁ、信じるしかないけれど、やっぱり不適切な契約であるかを見抜いて契約しないようにするのが、一番大事。
元は国営といえど、今は民営化しているのだから利益をあげようとしてくるのは、仕方のないこと。
だから、契約内容ときちんと確認するのが、不適切契約を結ばない一番の近道。
と言っても、今回のような高齢者が自分一人で契約内容を隅々まで確認するのは至難の技なので、誰かに手伝ってもらうようにしましょう。
もし、不適切契約を結んでいたら恥ずかしいとか思わずに、きちんと確認することが重要だよ!!
家族だったり、友達だったり、身近で信頼できる人に、新たな保険などの提案を受けた時には、必ず相談しよう。
お金は戻ってくるのか?
二重契約をしていた人に対して、保険料の返金はあるのかがきになるけれど、これはかなり難しそう。
不適切な契約をしていた場合には、それ以前の適切だった契約に戻すということは、明言しているけれどね。
返金がないとなると、本当の意味での救済策ではない気がするけれど、そこまですると間違いなく赤字になるだろうね。
しかも、かなり莫大な赤字に。
さすがに、そこまではしないと思うから諦めるしかないけど、とりあえず今後二重契約の状態ではなくなるから、よしとするしかないね。