宅配配達員が荷物の受領を勝手にサインしてまう問題

ニュースで大々的に扱われて、議論を呼んでるこの話題。

毎日何万個っていう荷物が再配達になってるっていうし、自分が頼んだものなんだから受け取れるようにしとけよ!っていうのも分からんことはない。

でも、ルールとして受け渡ししてサインもらってと決まってる以上はそうしないとダメだし荷物がどこかに行ってしまっては本当にダメだから・・。

とりあえず、なんでこんなことになったのかってこととこの業界の疲弊度合いを認識するためにも書いておく。

事の発端は?

まず、この件の発端から。

4月29日にネット通販でコンタクトレンズを注文した。

コンタクトレンズを買ったサイトからの商品の発送連絡と佐川急便からのお届け予定連絡を受け取る。

配達予定は5月3日の時間指定なし。

3日の午前中から昼過ぎまで外出したがポストには不在票などはなし。

午後からの配達かな」と思ってその後約6時間待った。

一向に届かないので佐川急便からのメールを確認してみると・・・。

「お客様宛のお荷物の配送が完了いたしましたのでお知らせいたします」

時間は11時52分。

その時間は外出中で、もちろん荷物はない。

慌てて連絡を取ると「サインをもらって全て完了しています」という驚きの返答。

サインは、いったい誰が・・・・?

その後、通販サイトからのメールによって

アルバイト配達員が配達した際に、独断で受領サインを行なっていた」ということが判明。

でも、これでは終われない。

アルバイト配達員は荷物を玄関に放置したそうだが、見つからないのだ。

誰かに持ち去られてしまったのか・・・。

通販サイトからお詫びはあったものの、モラルの問題という面も大きいように感じる。

まあ、これ書いてる私自身もよくネットで買い物するから「時間指定なし」は不親切よなあとは思う。

でも、再配達システムがあるのだから間違っても勝手にサインして置いてきてはいけなかったよね。

人手不足で済ませていいの?

「運送業界の人手不足」

これは、ネット通販が大規模普及した時からずーっとずーっと言われてきたことで。

今回のことも人手不足故に起こったと言ってる人もいるけど、私はそれだけのせいにするのは違うかな?と思う。

もちろん、すごく大きな要因ではあると思う。

日本のサービスってすごく充実しているからそれに慣れきってるのもあるのかなって。

受け取れなくても、無料でまた届けてくれるって凄いことだよね。

送料は一律なのに、再配達になったら労力は2倍・・・。

再配達有料にするとかしてもいいと思うんだよな・・。

そしたら時間指定をうまく使って「1回で受け取れる」様に利用者側ももっと気をつけるだろうし。

いつくるかわからない荷物のために丸1日待つのは大変かもしれないけど、2時間とか3時間くらい都合つけるのは大変なことじゃないと思うの。

今回みたいなやっかいごとに巻き込まれるくらいならずっと良くない?

まあ、宅配業者さんは教育しっかりしてねとは思うけどね。

いくらいないからってサイン勝手にして玄関に置いておくのはナシだよ。

罪にならないの?

で、この「受領サイン勝手にした」っていう行為そのものが罪になるのか。

このニュースを扱ったとくダネ!でコメントしてた若狭勝弁護士によると

「有印私文書偽造罪」の可能性があって、損害賠償請求される可能性が高いんだって。

まあ、そりゃそーだ。

この行為そのものもそうだけど、佐川急便は大々的に名前出ちゃって

「あーあ佐川急便・・・」みたいな空気だから・・。

企業として追ったダメージは大きいよね。

ここからは一個人としてのイメージを書くけど、

もともと佐川急便に「親切丁寧」系のイメージはあんまりなくって。

そこにきて今回の問題だから・・・。

佐川急便が出したコメントも

アルバイト配達員が勝手にやったことだけど組織として申し訳なく思う

これにもなんか違和感というか。

そのアルバイト配達員雇ったのはそちらじゃない??

組織なんだから、

「なんでそんなことになってしまったのか」を考えようよって思っちゃうんだよね。

配達員個人の負担を減らす仕組みだとかを充実させていこうよって。

運送業界の疲弊は改善されてない

インターネット通販の大幅な拡充によって、毎日何百万個っていう荷物が出荷されている。

でも、扱う荷物の数が増えても現場の人数が大幅に増えたり、システムが大きく変換されたりっていうのはまだあんまり聞かないね。

クロネコヤマトなんかはLINE使って時間指定できる様にしたり、正社員ドライバーをバンバン雇ってるけど、そういうのも「1回地獄見たから」みたいなことが多い。

良くなってること自体は評価したいし、これからもどんどん現場に優しいシステムになってほしいと思う。

でも、「配達した分しか給料にならない」みたいなシステムで配達員雇ってるうちは・・・。

運営資金は空から降ってこないから、今できる対策としては限界なのかもしれないけど。

受け取る側にできること

最後は、受け取る側にもちゃんとできることがあるよねって話を。

今回のこの事件は勝手にサインして置きっ放しにまでしたアルバイト配達員が1番悪い。

でも、明日は我が身と思って対策しとこう。

まずは時間指定ができるものは必ずする。

受け取れなさそうな気配がしたら早めに変更の連絡をする。

営業所が近い人だと、営業所留めが便利かな。

買い物のついでとかに寄れるし。

コンビニ受け取りとか近場の宅配ボックスとかもどんどん利用しよう。

配達してもらうんだから、せめて1回で受け取ろうって気持ちは持っときたいよね。

当たり前はたくさんの人が支えてるから、当たり前なんだから。

まとめ

今後、またこういう事件は起きるかもしれない。

でも、システムとかこっちの意識とか、いろんなことがちょっとずつ変われば防げるよね。

便利なシステムだけど、誰かが無理しないと維持できないのはおかしいからさ。

運送業界がもうちょっと働きやすくなるといいな。

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